「本当の自分」とはなにか?「生きる意味」はどうしたら感じられるのか?

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対話屋さんにインタビュー

—さて、今回は「本当の自分」というテーマでひでさんにインタビューしていきたいと思います。

ひで

ありがとうございます。よろしくお願いします!

—さっそくなんですが、「本当の自分」ってなんなのでしょうか?

ひで

本当の自分というのは簡単にいえば「生きる意味を心から実感している状態の自分」のことです。

人間はついつい「役に立つこと」「価値あること」ばかりを追い求めてしまいますが、本質的には「生きる意味」を実感していないと、充実した人生を歩んでいくことはできません。

地球上の他の動物との大きな違いはここにあると思いますね。

—なるほど。そんな「生きる意味」はどうしたら感じられるのでしょうか?

ひで

生きる意味を感じるために、まずは「本当の自分の周りを覆っている他人の価値観」を自覚し、それを剥がしていく作業が必要です。

人間は生きていく過程でさまざまな経験をしていきますが、その中で「〜すべきだ」「〜して当然」「〜してはいけない」「〜は当たり前」と、親や先生などから言われて、その価値観を自分の中に吸収していきます。

もちろん自分にとってプラスに働くものもありますが、それ以上に自分を傷つける言葉はとても根深く心に残っていくものです。その結果、本来の自分の特性を隠し、人に見せることをやめて、どんどん抑圧していくんです。

このような原理で「生きる意味が感じられない・心が動かない・自分の好きなこと嫌いなことすらもわからない」ということが起きていきます。

なので、「本当の自分の周りを覆っている他人の価値観」があるということを自覚して、そのうえで剥がしていくことが必要なんです。

—たしかにそれはわかりますね…。ただ、どうすれば「本当の自分の周りを覆っている価値観」を自覚して剥がすことができるのでしょうか?

ひで

そうですね、まず最初の段階で大切になってくるのは、「言葉を覗いていく」ということです。

例えば、「自分は人生のなかで失敗ばかりしてきて家族に迷惑をかけてしまった」というふうに自分を捉えている人がいるとします。

その時「失敗しないためにはどうしたらいいだろう?」と考えるのではなく、「失敗とはなにか」「迷惑とはなにか」と考えていくことが、「言葉を覗いていく」ということです。

さらに「失敗ってマイナスなんだっけ?」「迷惑かけることってダメなんだっけ?」と、言葉の背景にある価値観に揺さぶりをかけていきます。

—なるほど!要するに言葉の定義を見直すということですね。

ひで

まさにその通りですね!

ただこの時に注意してほしいのは「辞書的な意味は関係がない」ということです。あくまで「自分自身がその言葉をどう捉えているのか」が大事になってきます。

先ほど例に出した「失敗」や「迷惑」という言葉も、人によってはマイナスなイメージを持つ人もいれば、特に何もイメージを持たない人もいますし、もっと言えば「失敗しまくって人に迷惑をかけまくった方が良いでしょ。それが人間ってもんじゃん」と解釈する人もいるわけです。

—たしかに「失敗」という言葉ひとつ取ってみても、それ自体が「ダメ」とは言い切れないですもんね。でも知らず知らずのうちに「失敗する自分ってダメだ…」という自己認識になっていそうです。

ひで

そうなんです。人間は「感情」と「思考」を持ち合わせた〝かなり性能がいい動物〟なので、知らず知らずのうちに自己認識が強固なものになっていきます。

その固定観念を変容させていくのは大変ですが、先ほどお伝えした「言葉を覗いていく」ということを丁寧に根気強くやっていくことで、想像を遥かに超える変化をしていくんです。

「あれ?いつの間にか固定観念がなくなってる」と感じる時がやってきます。

—対話屋さんの「対話」は、そのような根本的な変化を起こすようなものなんですね。

ひで

まさにそうです!その根本的な変化が起きると、それは一生の土台とでも言うべきものになっていきます。

改めて僕は「本当の自分の周りを覆っている他人の価値観」を剥がし「本当の自分はどう生きたいのか」を一緒に見つけていくお手伝いをしています。

立ち止まってじっくり考えてみたい方、自分ならではの哲学を考えてみたい方、ぜひお待ちしていますのでお気軽にご連絡ください(^^)

—自分ならではの哲学、とても良い言葉ですね!ぜひ私も一緒に探っていただきたいなぁと思います。ということで今回は対話屋さんにお越しいただきました。ひでさん、ありがとうございました!

対話屋さんの「内省対話」の詳細はこちら

※聴き手も自分です(笑)

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