「答えのない問い」とはなにか?

僕は「答えのない問いを一緒に探究する人」という意味を込めて「探究屋」という名前にしたのですが、そもそも「答えのない問い」ってなんなのかについて考えてみたいと思います。

って書いてみて思ったけど、まさに今この瞬間が「答えのない問いを探究している」という状態でもある。

僕は今この問いを考えたいと感じている、それは僕にとって大事なことだから。僕が生きている時間がより濃いものになっていくから。

そんなことを直感的に感じています。

話を戻しますが、「答えのない問い」という言葉自体がかなり広いので「僕が探究したいと考えている、答えのない問い」という言葉に狭めてみようと思います。

この定義で考えてみると、「答えのない問い=重要なことだけど緊急なことではない問い」ということになりそうです。

例えばこういう類の問いです。

夫婦間をより良くしていくためにはどうしたらいいかな/自分のキャリアプランについて考えたいな/漠然とした不安をどうしたら解消できるかなぁ etc…

ただ、これらの問いにはそれぞれ以下のような背景が隠れていたりします。

そりゃあ今日この瞬間から夫婦の仲が良くなれば良いんだけど、ぶっちゃけ悪いわけでもないから、このまま放置しても問題ないよな…

自分のキャリアプランも早く考えた方が良いとは思っているんだけど、なんやかんや今の職場の同僚や先輩と酒を飲んでいるのが楽しいから後回しでいいか…

漠然とした不安とちゃんと向き合いたいけど、今の状態で困っているわけでもないから、なんとなくこのまま安定していけばいいかな。

結局のところ「今」はそんなに困ってないから、「未来」もなんとかなるだろうと思っている。

でもやっぱり「今」に問題を抱えていて、「未来」に不安がある状態であることも間違いない。

つまり、「不安だけど大丈夫」「大丈夫だけど不安」という2つの矛盾するような思いが心の中に混在して、ぐちゃぐちゃと絡みあっているようなもの。

それが「僕が探究したいと考えている、答えのない問い」ということです。

ここまで書いてみて、「どうして僕は他者の中にある答えのない問いを、一緒に探究したいと考えているのか」について改めて文章にしてみたいと思いました。

ということで次回の記事で整理してみます!以上でーっす!

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